はじめに|生前整理・遺品整理が必然となる時代がやってきた

「急に父(母)が亡くなった」

「親がとつぜん倒れて施設にいくことになった」

このように思いがけない知らせはある日突然やってきます。

それからはさまざまな準備へのスタート。介護の場合は施設への入居手続きだったり葬儀の場合はお通夜、葬儀そして四十九日。

緊張感からなんとかのりきっても後からやってくるのが「実家の片づけ」。

葬儀を終え「ゆっくりやっていこう」とまずは考えるでしょう。

ですがここからが本当の「迷い」のスタート。

戸惑いや片づけられない事などから、しなくてもよい口論が生まれる事も少なくありません。

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令和になって加速する多死社会

厚生労働省の調べによりますと、日本の死亡者数は令和3年には1,439,856名、令和4年には1,568,961名と右肩上がり。

残念ですが、今後はまだ多くの人が亡くなることが予想されており遺品整理に関する悩みは増えていく可能性が高いです。

厚生労働省HPより抜粋

品数の多さに片づけられなくなる

まず実家の整理で驚くのが家にあるモノの数の多さです。

いわゆる団塊の方は、色々なものを買ってためておく事があります。

これが発展するといわゆる「ゴミ屋敷」という状態につながることも。

よしこ
こんなにモノがある。いったい何から手をつければいいの

和夫
うーん、そうはいっても放置しておくわけにはいかないだろう

そして実家を整理をしようとして気がつくのが親が使っていた物の存在感です。

団塊の世代は子どもが小さい頃使っていた品を大切にしまっています。

それらの懐かしい思い出を手にすると、どこから片づけていいのかわからなくなってしまうのです。

整理をするのに躊躇するアイテム

  1. 母が残した着物、食器類、創作物やアルバム
  2. 父の残したPC、骨董品
  3. 親が撮った子ども時代のアルバム など

遺品整理が遅くなり、あっという間に1年経つケースも

遺品整理をする世代は社会的にも仕事を任されて多忙なケースがほとんどです。

ですので膨大な処分品を目の当たりにした場合、後回しにするといったケースがあります。

「いつか」実家の整理をしたいと考えていたもののあっという間に1年が過ぎていた。などということも。

子ども世代は若いうちに親から独立し、故郷と離れた場所で暮らしているケースも少なくありません。

ずるずると往復を重ねているうちに時間と交通費がかさみ。

「まったく整理ができていない」といった負のスパイラルに陥ることもよくあります。

忙しくて後回しになる原因

  1. 実家が遠くて通うのに時間がかかる場合
  2. 仕事が忙しく、有給をとることがなかなかできない
  3. 海外出張などで日本を離れている
  4. 個人事業主で店などを空ける事が出来ない

よしこ
私の場合、実家は急行で1時間半の距離だけど。それでもこんなにたくさんのモノを持ち運ぶのは大変だわ

気もちの整理ができず片づけられないケースも

遺品整理でよくうかがうことが「思い出が多すぎて片づけられない」といったケースです。

誰もいなくなったとはいえ、実家には子ども時代の思い出がいたるところにあり、楽しかった思い出にあふれています。

故人との関係が良好だった場合、その懐かしさから「どうしても片づけられない」となってしまいます。

どうしても片づける事ができなくなり、気持ちが落ち込んでしまうようであれば、家族や親族と相談して気持ちが落ち着いたあとに遺品整理を行うべきでしょう。

和夫
一口に整理とはいえ、いろいろな人生があるのだから当然だろうね

あなたに適した整理をみつけよう

当サイトの名前である「KOJIN」には無き故人をしのぶという意味の他「個人個人がそれぞれの終活を」というメッセージも含まれています。

ご両親をはじめ、自分たちの使う品々を整理をする日は必ずやってきます。

一番の悩みは金銭的なトラブルです。

兄弟姉妹が仲がよかった場合でも遺品整理をきっかけに仲たがいしてしまう、といったケースもあります。

また故人の遺品には契約書や現金などの重要なアイテムが紛れ込んでいる可能性があり、うっかり業者に任せるとそのまま持っていかれたり、法外な見積もりを請求されるケースもあります。

その時にパニックになるかもしれませんが、事前に準備しておくことでリスクが回避されることがあります。

デメリットを先にお伝えしましたが、よい業者に依頼をしたことで、悩んでいた遺品整理があっという間に終わることも少なくありません。

そこで当サイトではよりよい判断と、スピーディーに片づけられる情報をご紹介しています。

よろしければ悩み事のカテゴリーもご参考になさってください。

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この記事を書いた人

40代後半を機に両親の介護や親せきがいなくなるなど、今までになかったライフワークが押よせる。準備をしていなかったため、疲労がかさみ、自身も一時入院。その後セミナーや書籍を読み「終活」の必要性を感じる。

いままでの経験、そしてこれから自分たちにも来るであろう終活をふまえ、当サイトを立ち上げました。

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