遺品整理で売れるものは〇〇!買取りが期待できる片づけ品を紹介

よしこ
ねえ、これってセイコーの腕時計じゃない?最近まで見たことなかったけど、こうやってタンスにしまって眺めてたのかしら?
和夫
ひょっとして姉さんが嫁に行く前にプレゼントした時計?
よしこ
そうだった!思い出した。そういえば結婚式にしていたわ

小さい頃になれ親しんでいた実家の家具類。暮らしていたころは気がつかなかったけれど、いざ実家の整理を始めてみて意外な高額商品が含まれていることがあります。

とくに故人が日ごろ趣味にしていた品々のなかに、高額で買取りができるものがこっそり紛れこんでいたりします。

最近では買取り業者に査定してもらい、家電や家具なども高く売れる時代となりました。もしあなたがこういった買取り査定を依頼したい場合には一度見積もりをお願いしてみるのもいいでしょう。

そこでここでは、実家にありそうなアイテムに焦点をあて、高額買取りができそうな品々をピックアップしてみます。

目次

時代に左右されない高額商品は腕時計・金など

売れ筋や買取で高額がつくものというのは時代を超えても変わらない場合がほとんど。ブランドの価値は時代によって価格が若干流動していくケースがありますが、定番の売れ筋商品は以下の通りです。

時代が変わっても変わらぬ価値があるもの
  1. ゴールドなどの貴金属(トロフィーなど)
  2. 高級腕時計
  3. 碁盤
  4. 楽器
  5. 万年筆 など

 

  1. ゴールドなどの貴金属……令和に入り、ますます価格が高騰しているゴールド。主にネックレスやイヤリング、指輪などのアクセサリーとして使用されています。またゴルフコンペなどの優勝トロフィーにも金が使われている可能性もあります。銀の場合、仏壇などの鐘に使用されているケースがありますが、素人では判断しにくいのでプロに聞いてみるといいでしょう。
  2. 高級腕時計……高級腕時計は通年高額で買い取られる商品。ですが時代ごとにトレンドがあります。令和での人気はオメガ、ロレックス、オーデマ ピゲ。また中堅どころとしてセイコーのブライツなどは5万円前後で買い取られるケースがあります。詳しくはこちら
  3. 碁のセット……碁盤は碁石とともに、高額で買取りができる人気商品です。とくに本榧(ほんかや)、ヒバ、桂(かつら)、新榧(しんかや)などの木材を使ったている碁盤。碁石は白石に蛤(はまぐり)、黒石に那智黒などの高級素材を使っている場合には、状態にもよりますが百万円以上の値がつく場合があります。
  4. 楽器類……楽器類も実は高額買取りの対象です。サビや保存状態が悪くないものほど高額買取りの対象となります。ジャンルは問わず、サックスやピアノ、エレキギターの洋楽から尺八、三味線の和楽器まで。とくに尺八は作った工房によってアンティークの対象にもなるため、高額買取りの対象となる場合があります。
  5. 万年筆……万年筆はデザイン・機能性ともに高く評価されており、コレクターの方も多い高値買取商品です。老舗のモンブラン・パイロットなどの大手ブランドの万年筆はとくに人気があります。

その他にも骨董品の代表ともいえる壺や日本画などをお持ちの場合も当然ながら査定を依頼してみたいところです。

切手、ポスター、めんこなどは高く売れる

まず紙類ですが、以下のようなものが実家に残っていた場合、ぜひ査定候補としてとっておきましょう。

買取り価格が期待できる紙類

昭和時代の紙めんこ

・テレフォンカード

・美空ひばり、ゴジラなどの映画上映ポスター

・切手などのコレクション

テレカなどはコレクションをされている方も多い商品です。とくに森高千里さんのテレカは高値でやりとりがされています。使用状態は未使用のものが高く売れていますが、人気があるテレカの場合なら使用済のものでも売れる場合もあります。

切手類をはじめ、紙類は紙自体の状態で査定されますので、状態の良いものがあれば業者へ確認してみる事をおすすめします。

マイセンなどの食器類も高額買取り対象に

高級時計同様、ヨーロッパなどの歴史ある食器ブランドの商品も状態によって高値がつく場合があります。

実家にはお歳暮やお礼などのギフトに、こういった食器類が紛れており使用していないケースもあるので、実家の片づけを行う際には食器棚のなかを覗いてみましょう。

高額買取りができる食器類

マイセン、ロイヤルコペンハーゲン、ローゼンタール、ラリック、ミントン、アラビア、バカラなど

よしこ
いい食器類は相続人も欲しいかもしれないし、形見分け候補にしてもいいわね

フィギュアやこけしは掘出し物の可能性大

昭和の時代に流行ったフィギュアなどをはじめ、人形類にも高額商品があります。フランス人形をはじめ、ティディベア、日本人形にもプレミア価格がつく者があります。

注目したいのがこけしです。こけしとは東北地方の土産物として作られた木製人形です。東北地方ごとに特徴があり、こけし職人の名前によっては1万円~数百万円ものプレミア値がつくケースもあります。

高値がつきそうな人形類は以下の通りです。

  1. 作家ものや工芸品
  2. 人間国宝
  3. 古い時代に作られた人形 など
  4. 伝統的につくられているもの(こけし、ひな人形など)

日本人形や西洋人形はコレクターなどには高く評価されますが、人の姿をしている人形は可愛がっていた人の気持ちが移るといわれています。

そのようないい伝えを気にする場合でしたら、やはり買取り業者には依頼をせず人形供養に出すことをおすすめします。

ゴルフ用品や釣り竿・ギターなども高額買取りの対象に!

実家の不用品が高額で買い取られるジャンルのメインはお伝えした通りですが、以下のような趣味グッズにもファンが多く状態によっては高値でやりとりがされる場合があります。

そのほか実家にある意外な高額商品
  1. 茶道などの茶道具
  2. ゴルフセット
  3. 釣り竿
  4. お酒
  5. レコード など

とくに人気の買取り対象は釣り竿やゴルフクラブです。ゴルフクラブの場合ドライバーで3万円以上。アイアンセットは5万円以上の値がつくことがあり、キャディバックと共にフルセットであれば、かなりの価格が期待できます。

またレコードもコレクターが多く、まとめて買取りをしてくれる業者も多いです。片づけている際に見つかった場合、時間があれば査定に回してみてもいいでしょう。

まとめ

実家にある「高額商品かもしれない」ものをまとめました。

状態があまりにも鄙びていた場合には査定額は下がりますが、それでも意外なほど実家にある品々には高額の物が多く含まれています。

時間がない場合には破棄をするのも仕方がありませんが、余裕があるかぎりプロの業者に選定してもらいましょう。

また遺品整理業者などに整理を頼んでいる場合。経験から「家の掘出し物」を見つけてくれる場合があります。

知らなかったことで後悔する前に、あらかじめ「お値打ち価格がありそうな商品」を記憶しておき、実家の片づけを行っていきましょう。

 

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この記事を書いた人

40代後半を機に両親の介護や親せきがいなくなるなど、今までになかったライフワークが押よせる。準備をしていなかったため、疲労がかさみ、自身も一時入院。その後セミナーや書籍を読み「終活」の必要性を感じる。

いままでの経験、そしてこれから自分たちにも来るであろう終活をふまえ、当サイトを立ち上げました。

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